今回は英語教育のお話というよりは一般的な教育の話です。 結構、ナイーブな(繊細な)話というか、解決が難しい、話すのに勇気がいる、真面目な話です。 タイトルにもあるとおり、声の小さいマスクをかけた子どもたちの話です。 みなさんの学校にもいないで…
新学期が始まりました。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 私は現在、2023年4月から始めた育児休暇を経て、 2024年4月1日に職場を復帰したところです。 保育園のお迎えにあわせて、勤務時間を変更させてもらいました。 毎朝8時ごろに出勤し、16時半に退…
自分の英語学習では、最近これに取り組んでいます。 「大学入試 無敵の英単語 PINNACLE 420」 大学入試 無敵の難単語 PINNACLE 420[音声DL付] 作者:山崎 竜成,駒橋 輝圭,萩澤 大輝 アルク Amazon 大学入試とは書いてあるものの、普通に社会人向けの英単語帳…
授業動画を撮った後にどうするか。 自分の授業を振り返る必要が出てきた時、どのように振り返るか。 自分の授業を撮影して、後で見返すと色々発見がある。 それはただただ流し見でもいいけども、最近は分析に近いことをやっています。 で、分析をする前に下…
英語教師の多くは、英語が得意で大好きで教師になる人が大半ですので、自己の経験から「単語のスペリングなどは努力すれば誰でもできるものだ。覚えられないのは、本人の努力不足で怠けているからだ」と考え、「テストすれども指導なし」「叱責/激励すれど…
国連英検特A級の結果を発表します。 えー、今回、大問1の10点分を全て空欄で提出してしまった私ですが、 (本当にやっていませんでした。結果が届いて「あーやっぱり」という感じ) 満点が100点、合格点が72点、自分の点数は62点でした! ということで、残念…
今帰りの新幹線の車内でこの記事を書いています。 英語授業研究学会関西支部の秋季大会に参加してきました。 午前中は中学校1年の英語の授業で「自由進度学習」を取り入れた授業実践発表でした。 「自由進度学習」については、最近さまざまな本が出ています…
2023年10月22日に筑波大学茗荷谷キャンパスにて、国連英検特A級試験を受けてきました。 育休中の英語勉強のモチベーションにこの試験を受けようと決めたのが約6ヶ月前。 国内最難関の英語資格の一つともいわれ、実用英検1級の合格者が次の資格として目指す試…
つい先日、神奈川大学の教職実践演習という授業で、現職教員として大学4年生に教員の魅力などについて講演してくれないかと依頼がありましたので、行ってきました。 今日はその時の話の中で、特に学生たちの反応がよかった部分や、講演時間だけでは言い足り…
英語授業研究学会第34回全国大会は8月11日・12日の2日間で行われました。 期間中の参加者が520名を超えました。1日目の夜の懇親会では60名を超える参加! 久しぶりの対面実施でどうなることやらと思いましたが、実施できてよかったです。 eijuken.smoosy.atl…
当方、一人目の娘が生まれてから育児休暇をはじめて、3ヶ月が経ちます。 今回は、タイトルのとおり、当事者である私が、 読者のみなさまに育休をオススメする7つの理由について説明します。 書き手のプロフィール 神奈川県出身 東京都内の高校の教員(英語…
かつて、尊敬している剣道の先輩が言っていた。 「私にとって、剣道の練習は歯磨きのようなもの、毎日しないと気がすまない、気持ちが悪い。」 そう言っていた。 そういうふうに、習慣化されたものは、非常によい結果に結びつくのは想像に難くない。 では、…
英検1級を受験することを想定しています。 ブログ主は合格済ですが、英語力をつけるために最近考えた方法を紹介します。 資格試験の勉強でライティングとスピーキングについては以下の方法で だいたい同じようにしています。 忙しいということが前提です。 …
育児休暇が始まって2ヶ月が経とうとしている。 生まれた娘はもうすぐ4ヶ月になろうとしている。 妻と育児を分担することで、こうしてブログを更新する時間が持てている。 育児休暇の結論・・・。 育児休暇は、控えめにいっても、本当にとってよかったとい…
4月1日からの育児休暇も1ヶ月が経とうとしている。そして、もうすぐ娘は生まれて3ヶ月になろうとしている。本当に人生に一度きりしかない、娘の成長を毎日見られることができる。ちなみに、娘は毎日、顔が違うのだと思う。朝、昼、夜における顔の変化もある…
2023年、今年の4月から育児休暇を1年間とります。 個人的には、権利を普通に行使しただけなので、わざわざ記事を書くまでもと思いました。しかし、なぜこんな記事を書く必要があるのか、やはりそれは最近のニュースの影響です。 smbiz.asahi.com たっ…
この春、英語教員になる方へ 以下の内容でこのプチガイドが構成されています。 英語科に限定した話ではないこともありますが、 少しでも参考になれば幸いです。 4月までにやっておくとよいこと 英語の勉強をしておく 教科書を読んでおく スケジュール管理を…
今、AI翻訳が話題です。 Google翻訳やDeepL、Chat GPTなど、使いこなせればとても便利だと思います。 英語は勉強する必要がなくなるのだろうか?そう思う人もいるかもしれません。 実は私は、ますます英語学習の必要性が高まったのではないかと感じています…
もう少しで2022年も終わりですね。みなさんはどんな本を買いましたか? 2022年、個人的には以下の本が買ってよかったと思う本でした。 以下に紹介します!(ランキングではないので、登場順に上下関係はありません) 英文法総覧 大改訂新版 英文法総覧 大改…
文教大学あだちキャンパスで12月18日(日)、英語授業研究学会関東支部の例会があったので参加報告レポートです! 12月例会の参加者数は40名前後でした! 講演の佐々木啓成先生!こちらの本の著者です。 リテリングを活用した英語指導—理解した内容を自分の…
tb.sanseido-publ.co.jp この記事を読んで、似たようなことを考えていたので、共有します。 1人1台パソコンやタブレットが存在するようになってから、生徒の行動として多くなったのが、とりあえず言いたいことをAI翻訳にかけるということです。 日本全国の教…
東京都では、都内の公立中学校3年生に「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)」を実施しています。つい先日、そちらの試験内容が公開されましたので、かいつまんで感想を述べます。 試験内容はこちらから www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp 以下、試験内容や…
はじめにいっておくと、著作権のことを詳しく調べて説明している記事ではありません。 また、一部の団体や組織のことについて悪くいう目的は少しもありません。 あくまで、自分の参加している授業研究会で先日こういうことがあったと聞いて、その内容をまと…
タイトルの通り、新しい共通テストの試作問題が出たので、感想を述べます。 試作問題はこちらから↓ www.dnc.ac.jp この試作問題を見て、皆さんはどう思ったでしょうか? リーディング問題をみた正直な感想としては・・・ 「これと似たような教材を作るのは大…
勝手気ままに自分が実際に買った本の中から、「これ買ってよかった」と思った本を5冊紹介します! 第5位! 個に応じた英語指導をめざして:ユニバーサルデザインの授業づくり 個に応じた英語指導をめざして: ユニバーサルデザインの授業づくり 作者:村上 加…
研究授業というとついてまわるのがビデオ撮影ですね。 ビデオ撮影は学校で買ってあるビデオカメラを使って撮影しましたが、まあどこにでもあるビデオカメラです。 これを三脚にのせて撮影します。できれば撮影は、固定ではなく誰かにお願いしたほうがいいで…
2022年は久しぶりに大学での英語科教育法の担当講師となった。 夏休み中の集中講義で、コロナも東京都内は連日3万人を超える中、 対面での実施である。 ただし、学生によってはオンラインのせざるをえない場合もあり ハイブリッドでの授業となった。 大学の…
最近、英語指導で考え直しことがある。 それは、語彙指導である。 考え直すきっかけとなったのは、若林俊輔先生のこの本。 英語は「教わったように教えるな」 作者:若林 俊輔 研究社 Amazon 「英語教育の基礎について」という章で、先生は英語という外国語の…
今年一番といっても過言ではない、今日はこの本の感想です。 外国学習者エンゲージメントー主体的な学びを引き出す英語授業(アルク選書) 外国語学習者エンゲージメント ― 主体的学びを引き出す英語授業 (アルク選書) 作者:Zoltán Dornyei,Sarah Mercer ア…
いろいろと衝撃的です。学習社用のデジタル教科書 要は、生徒の一人1台端末で、紙の教科書と同じような画面が見られるようになりましたってことなんですが。 それだけではなく、英語のデジタル教科書でいえば、 ①気になる単語や表現の音声が、タッチすれば聞…