いろいろと衝撃的です。学習社用のデジタル教科書
要は、生徒の一人1台端末で、紙の教科書と同じような画面が見られるようになりましたってことなんですが。
それだけではなく、英語のデジタル教科書でいえば、
①気になる単語や表現の音声が、タッチすれば聞ける。
②もちろん本文の音声も画面タッチで聞ける。
③題材内容に関する動画や写真が見られる。
④文法項目の説明動画が見られる。
⑤従来だったら教室でCD流して聞くような教科書にのっているリスニング問題も聞ける。
と言う感じです。ここまで来ると、教員側は教室での授業デザイン、学習デザインも大きく再検討せざるをえないでしょう。だって、デジタル教科書があれば、ほとんど説明いりません。
一方で、デモ版や文科省ホームページをみて、「ん、これはどうなの?」と思ったことを書いていきます。
①いろんな機能がありすぎて、なんでもできちゃうゆえに、集中できない。
②画面上にさまざまなボタンがあって、気が散る。
③教科書会社によって、デジタル教科書にアクセスする場所が違う。
④パソコンの動作が思いのほか重い。
①と②に関しては、実際にデモ版をさわってみるとわかるかと思います。
おそらくブログには画面が直接のせられないと思うので、「デジタル教科書 デモ」とかで検索してみてください。
③も今後の課題と思いました。現時点で7種類あります。
Lentrance Reader
まなビューア
みらいスクールプラットフォーム
超教科書
ことまな
エスビューア
ひまわりポケット
正直言って、どれがいいとか見てられないので、使いたい教科書の会社を扱っているものを採用するのだと思いますが、各教科・科目で採用するものが違っていたら、生徒はめんどくさいだろうなあ・・・。