研究授業というとついてまわるのがビデオ撮影ですね。
ビデオ撮影は学校で買ってあるビデオカメラを使って撮影しましたが、まあどこにでもあるビデオカメラです。
これを三脚にのせて撮影します。できれば撮影は、固定ではなく誰かにお願いしたほうがいいでしょう。
というのも、研究授業では、生徒の学習の様子や、教員の動き、授業の山場となるポイントをうまくカメラに収めたほうが、授業を見る側も授業の様子がわかりやすいからです。
それで、今回は11月23日に英語授業研究学会で発表する授業を撮影したのですが・・・
撮影したビデオファイルを再生してびっくり、生徒の声が聞き取りづらいのです。雑音が入っていたり、そもそも生徒とカメラの距離が遠くて声が小さかったり・・・
これはどうしたものか?と思い、色々と試行錯誤してるうち、編集で工夫できる部分がありました。
それはMacのFinal Cut Proで使える機能「声を分離」という機能です。
これを使うとかなりクリアに生徒の声が聞き取れるようになりました。
比較動画をアップします。
こちらが編集前
一人で喋っている音声が少し小さめで、クラス全体がペア活動している音声ではざわつきが気になります。
一人で喋っている音声に「声を分離」をして、全体的な音量を大きめに設定しています。「声を分離」をしていないと、音量を大きく設定したときに余計な雑音が入ってしまいます。クラス全体がペア活動している際の音声は「声を分離」をすると聞きやすくなったと実感しやすいと思います。
11月23日の英語授業研究学会では、このような感じで編集したビデオをみなさんにお見せできると思います。どうぞお楽しみに!