勝手気ままに自分が実際に買った本の中から、「これ買ってよかった」と思った本を5冊紹介します!
第5位! 個に応じた英語指導をめざして:ユニバーサルデザインの授業づくり
Kindle版を購入。中学生を再度担当することになってから、改めて文字指導、読み書き指導の重要性を認識。その関係で本書を手にとることに。内容も理解しやすく、活動例もいくつか試したいものある。小学校向けに書いてはあるが、中学生でも十分適用可能。
第4位 英語は決まり文句が8割 今日から役立つ「定形表現」学習法
タイトルが若干気にはなる(この手のタイトルはまったく勉強にならないものが多い)が、内容は本物でした。高校生くらいの人にも読んでほしい。大人で英語学習を真面目にやりたい人もこの本を参考に勉強を始めるといいのではないか。
第3位 効果的英語授業の設計ー理解・練習・繰り返しを重視してー
効果的な英語授業の例として、かなり具体的に、手順・実践例も豊富に書かれている。中学生を教える先生には、かなり参考になる人が多いのではないか。本書籍の「はじめに」でも書かれているが、学術書ではないので、純粋に一つの提案として理解し、自らの教育現場にうまく適用させる必要はあるかもしれない。
第2位 外国語学習者エンゲージメントー主体的学びを引き出す英語授業
第1位の本とどちらを1位にするか迷った本です。それくらいこの本もおすすめです。普段の授業を考え直すいい機会になった本。エンゲージメントは聞き慣れないかもしれないが、要はモチベーションの話です。ですが、非常に示唆に富み、読者を考えさせる内容です。1冊手にとってみても確実に損はないと思います。
第1位 Doing Task-based Teaching
2位の本と迷いましたが、この本のほうが定期的に読み返している点を重視しました。また、個人的なランキングという点でも、こっちのほうが個性がでていいかなと。洋書は手が出しにくい方もいるかと思いますが、英語も比較的易しく理解しやすいです。Reader Activityも豊富で取り組みやすいです。1例を紹介します。
Think about what you have heard about TBT and say how far you agree with the following statements:
1. Many people can operate effectively in a foreign language even though their grammar is limited and they make a lot of mistakes.
2. Learners will not be able to do a task unless they have the right grammar.
3. TBT accepts the importance of grammar.
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TBTは Task-Base Teachingの略です。8つありますが3つご紹介でした。みなさんは、それぞれどの程度賛成できますか?