コロナで休校時のオンライン学習の状況について、簡単に調べてわかったことをのせていきます。
なお、この調査結果はコロナ第一波といわれる2020年3月〜2020年8月ごろまでの状況と考えられます。
- 全国でどのくらいの小・中学生がオンライン教育を受けていたの?
- 全国でどのくらいの高校生がオンライン授業を受けていたの?
- 休校期間中、勉強時間はどうなったの?その1
- 休校期間中、勉強時間はどうなったの?その2
- 考えたこと
全国でどのくらいの小・中学生がオンライン教育を受けていたの?
東京23区の70%近くの児童・生徒は何らかのオンライン教育を受けている。
その一方、地方圏での実施率が低いことがわかる。
ただ、地方では第一波時にはそこまで感染が拡大しておらず、あっさりと学校が再開した県もあるはず。
全国でどのくらいの高校生がオンライン授業を受けていたの?
完全オンライン授業に、高校が対応するのはかなり難しかったと言える。
部分的なオンライン授業を含めてようやく50%に到達する結果となった。
休校期間中、勉強時間はどうなったの?その1
休校中、勉強時間が減少した人の割合と、増加した人の割合はほぼ変わらずだが、
若干減少した人の割合が高い結果となった。
問題は次の調査結果
休校期間中、勉強時間はどうなったの?その2
よくみると、学習成績が良い人ほど、休校期間中、勉強していたことがわかる。
学習成績が良い人ほど、コロナで休校していても、比較的勉強時間が減少していなかったのである。
その一方、いわゆるスローラーナーは休校期間中、勉強時間が大幅に減少している。
考えたこと
今後、もし休校する場合は、オンラインによる学習の支援が重要となる。
学力格差・地域格差に対応するため、全ての家庭にオンライン学習環境の構築を。
もっと簡単に、オンライン授業ができて、オンライン授業が受けられる環境になってほしい。