エレファントの英語教育実践道

私の英語教育と,これからの英語教育について。

私の英語スピーキング指導「今こんなことやってます」

今日は最近こんなことやってますよっていう実践記録になります。

英語表現Ⅰの時間、高校1年ではpicture describingをさせています。

いわゆる間違え探しというやつです。

 

たとえば,こんな感じのAとBの2種類の写真をペアでそれぞれ持たせます。(ハンドアウトはこちらからダウンロード https://bogglesworldesl.com/spotthedifferences.htm

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で、これを生徒はお互いのペアに英語で説明して、お互い持っている写真で違うところを見つけ出すという活動です。

 

これは、使う文法を指定すると、うまくいかないです。うまくいかないというか、面白くないです。決まった表現の練習をさせるのではなく,生徒が言いたいことを英語にする練習にしたいところです。

 

There構文を使うのが一般的だと思いますが,それだけで活動を終えていたらこの活動はあまりやる意味がないかなと思います。

 

まずは生徒に喋らせてみる、すると間違えます。間違えていいので,どんどん喋らせます。その後、教師と生徒のやり取りでフィードバックを与えます。

 

このフィードバックがとても重要な役割を果たし、生徒の言語習得につながると感じます。フィードバックとは簡単にいうと,リアクションや生徒の英語を教師が言い換えるようなものですが,それはまた今度まとめたいと思います。

 

今回は,スピーキング活動の一部を紹介しました。

 

「スピーキング活動は,文法を指定せず,言いたいことを英語にする機会を与える」

 

ということでした。