さて,次の表現はbyを使うでしょうか,atを使うでしょうか。
be surprised by / at
be amazed by / at
be shocked by / at
be startled by / at
be astonished by / at
自分が高校生の時に受験で教えてもらったのは,これらの驚く系の表現はatをよく使うということだった。「あっと驚く」という覚え方でした。
ところが,最近はbe amazed atを除いて,byの方がよく使うということらしい。詳細は下記リンクより使用例を見ていただきたい。
ということで中学校の教科書に出てくる受け身の文は,byつきなのか?みてみました。
SUNSHINE ENGLISH COURSE 2 (下線は私が引きました)
Happy birthday! This is a present for you.
Thanks. Oh, chocolates!
They are made in Hokkaido.
I like these chocolates very much!
NEW CROWN ENGLISH SERIES 2 (下線は私が引きました)
Look at this photo. This is a sign in India. Four languages are used on it. In addtion to these, at least 30 other languages are spoken in India. I speak of them.
(NEW HORIZONは自宅にありませんでした)
受け身の初出はbyなしのようです。ちなみに各教科書,次のパートではbyありのものがでてきています。
あらためて中学の教科書を読むとおもしろいですね。
私が生徒の時,受け身はbyありで,いわゆる「たすきがけ」で習ったと思います。
今,教員になって思うのは,この文法事項,文脈の中で教えなければいけない典型ですね。
自分が中学の時の教科書ではどうだったのだろうと思い,今度勤務校にある古い教科書も見てみようと思います。